適度に、適当に。

選択の多い人生ですが、家族で楽しく暮らしていきたいです。

都会の通勤ラッシュについて思うこと。

こんにちは、夏子です。
お越しいただきありがとうございます。

今日は都会の通勤電車について、とりとめのない話をいたします。


私は結婚した時に、故郷の静岡県から東京23区に上京してきました。

故郷ではどこへ行くにも両親の運転する車、就職してからは自家用車。高校までは自転車にも乗っていましたが、公共交通機関はほとんど使いません。
田舎なのでバスや電車の本数がないのです。20分くらいならすぐ来るな、と待てる時間です。(注:静岡全てが田舎ではないです、私の故郷の話です)


9年前からJRの朝の通勤ラッシュを体験していますが、最初の頃はまず電車に乗れませんでした。
ドアの前で体をどう押し込めば入れるのかわかりません。そして、乗れても降りられませんでした。降りたい駅でドアの前にたどり着けない…。
せっかく降りられても、改札口に上がるためのエスカレーターに乗れません…。階段は遠いので人をかき分けてたどり着けません。


そんな通勤ラッシュなので、乗っている人たちの顔が険しいです。大抵の人が眉間に大きな縦皺を刻んでいます。般若も真っ青なレベルの刻み具合。

それから小競り合いも絶えません。見知らぬ人同士でよくもそこまでヒートアップするなぁ、と思うほどの怒鳴り合いもよく見かけます。
まあまあお二人とも、と言ってあげたい気持ちも最初はありましたが、何度も見かけるうちに、巻き込まれないようになるべく離れていよう、とだけ思うようになっていました。都会に染まったな、と思った瞬間です。

人身事故も毎日起こります。「人と電車が触車」とサラッとアナウンスが流れます。みんな一斉に携帯で会社に連絡したり、振替輸送を調べたり、淡々とやるべきことをやります。そこに事故への苛立ちはあっても同情はないように見えます。


通勤電車はまるで戦場です。
戦場に向かう前から、駅に向かう道沿いに戦いが始まっています。道には夜明け前にリバースされたラーメンが散らばっています。踏まれた油虫の残骸もあります。
歩道を自転車がベルをチリチリ鳴らしながら駆け抜け、少しでも避けるのか遅くなるとバカヤロウと浴びせられます(歩道は歩行者優先です。原則、車道走行です)。


そうこうしていると、「朝、電車に乗るとお腹が痛い」体質になりました。お腹に集中し、いかに効率よく速くトイレにたどり着くかで頭が一杯になります。必死なのでいつの間にか電車の乗り降りも、エスカレーターへの並び方もマスターしていました。切羽詰まればできるものです。


小さな男の子は乗り物が大好きです。特に身近でよく見かける乗り物を好きになるようです。
長男が一歳くらいから、線路沿いで電車を眺めるようになりました。
「もう帰ろう」と言っても
「もう一個みる」「○○線見るの」
と、30分以上は毎日眺めています。
「お母ちゃんは毎日○○線に乗っているよ」
と言うと尊敬の眼差しです。
休日に乗せてあげると大興奮です。


長男と電車を眺めるうちに、電車に乗ってもお腹を壊さなくなりました。満員電車を乗り降りするのもゲームのように思えるようになりました。最初は10分以上かかった乗り換えが、5分になりました。


4月に23区から隣県に引越し、朝の通勤ラッシュは解消されました。駅に向かう道は公園の側道になっていて、木々や花々が季節ごとに姿を変え、池には水辺の動物も見られます。

空が高くて、道が広いです。

ああ、良いところに引越してきたなぁ、と毎日思いながら通勤しています。


電車の中ものんびりしたもので、ドアが開いても立ったまま動かない方ばかり。静岡の電車を思い出しながら、多少イラッとしてしまうのは都会に毒されたのでしょうか(笑)。


とりとめもないことを書いています。

都会の電車通勤について思うのは、まるで義務教育に戻ったみたいな閉塞感です。
いくらでも代替手段があるのに、この時間のこの路線に乗らなくてはいけない、と無理をしている方の多さに、田舎者の私はビックリします。

都会の方は、大したことなく、苦もなくできるのかもしれません。ストレスに感じていなければ、とやかく言うつもりはありません。通勤電車を乗りこなせるスキルは尊敬できるところもあります。

でも、もし心底 辛いなら、その電車に乗る必要はないと思うのです。
眉間に皺を刻み、歯を食いしばって戦うべき時もあるでしょうが、毎朝のことになると、健康を蝕むのではと心配です。


こちらに引っ越してきて、とっくに慣れたと、むしろゲームのようで面白い、と思っていた通勤電車が、とても辛かったのだな、と実感しています。
毎朝の通勤が楽になると、1日の疲労度が全く違います。


もちろん、田舎だってトラブルはあります。
車の運転が荒い人は多いし、通りすがりに喧嘩になることもあると思います。
でも人口が少ないので、少し動けばがらんとした場所に出て、自分を取り戻しやすい気がします。


あんまり辛かったら無理しないでね、と通り一辺のことしか言えませんが、
都会の通勤ラッシュに耐えられないからって、自分を責める必要はないですよ。何にでも適性というものがありますし、都会の通勤ラッシュの難易度はラスボス級ですから。


やっぱり結論もぼんやりしてしまいました。
お読みいただいてありがとうございます。
(*´-`)