適度に、適当に。

選択の多い人生ですが、家族で楽しく暮らしていきたいです。

やっぱり人は外見より態度が大事と思った研修での出来事。

こんにちは。夏子です。

先週は職場の研修で、関連企業の方々と一緒に受講してきました。
育児や出産で取りこぼしていた研修だったので、若い方々に囲まれて新鮮でした。

研修では色々教わりましたが、研修外で、
人は外見より中身だな、と痛感したので、その話をさせてください。

ほとんど同じ外見をした2人の講師に立て続けに教わる

研修では2人の外部講師に教わりましたが、面白いことに、見た目はほとんど一緒なのです。

坊主頭、
強面、
スーツ
の50代男性。
どちらもマナー講師だけあってよく通る声。

皆さんこんにちは。
までの第一印象は全く一緒で、あれ?同じ人?という位似ています。

一人はプレゼンテーション研修、
一人はハードクレーム研修。

事前に読んでいたテキストの分かりやすさや難易度もほぼ同じレベル。
どちらも年間200回以上の講義をし、全国を飛び回っているという人気講師です。

講義の進め方もほとんど一緒。
アイスブレイク、講義、グループワーク。

自分が講義を受けたのでなければ全く違いがわからないこのお二方。
見た目も研修の構成もほとんど一緒なのに、
受けたあとの印象は、全く、まっ…ったく、正反対でした!

終わった後の印象が正反対の2人

プレゼンテーションの講師さん。
プレゼンの時には高めの声で、はきはきと、姿勢よく、笑顔で…。と言うだけあり、表面的な欠点はありません。

教わった内容は基本的ですが大事なことだな、と思えることで説明も上手です。

でも、始まって10分もすると、早く終わってほしい…と、つい時計を見てしまいました。


一方、クレーム研修の講師さん。
表面的にはプレゼン講師と同じく、礼儀正しくはきはきと、大きな声でお話になります。

3時間の研修があっと言う間に感じて、あと残り10分なので質疑を、と言われた時にはもっと聞きたい!と感じるほど。
質疑も、さっと5、6人の手が上がり、最後の最後まで盛況でした。

2人の違いは何なのか、後から考えてみました。

  • 自己紹介の仕方
  • 受講者の発言の拾い方
  • 体の動かし方

この3点が大きく違ったところです。
説明しますね。

自己紹介の仕方が違った

キャラクターもあるとは思いますが、プレゼン講師さんは、職歴の説明を数秒して終わりました。既に事務局から配られた資料に書いてある内容です。

ふーん、という感じで顔をあげない方が多くいました。


クレーム講師さんは、僕は倉敷生まれの53歳です!から始まり、人生の紆余曲折を冒頭10分まくし立てていました。関西に大学から社会人の8年間いらしたとのことで、関西弁のイントネーションがあります。

まだ講義が始まらないの?と思いながらも、話の面白さで引き込まれてしまいました。
この自己紹介の内容が、クレームの事例説明に生きてくるので、無駄ではなく計算された時間配分だとは思いますが、大胆な構成だな、と感じますよね。

出来る限りの自己開示をして、相手に、
仲良くやりましょう!という意気込みを伝えるには、この方法は大胆ですがとても有効でした。話のうまさがいる方法ですけど。

受講者の発言の拾い方が違った

プレゼン講師さん、
ダメなプレゼンの例を読み、何がダメかと検討する時間がありました。

根拠がない、
一貫性がない、
誤解を生む表現がある、

の、3点がダメな理由ですね、と講義を進めていきたかったようなのですが、若い方が中心だったので、中々「根拠」が発言に出てこず、重複した意見が出始めていました。

重複した意見でも場の空気を保つためさらっと拾って流す講師が多いと思いますが、
この方は数秒無言になってしまうのです。もちろんその後でフォローは入りますが、
言外のコミュニケーションが大事ですよ、と仰りながら、度々出る無言の圧力に、場の空気が段々重くなっていったのは気のせいではなかったはず。


クレーム講師さんも度々受講者に質問します。
多分、期待する答えではなかった時も、何度かありました。
そんな時でも突っ込みを入れながらうまく誘導して、場の雰囲気は暖まりながら正解に導いてくれます。

人柄や得て不得てはあると思うのです。私も突っ込みをできる瞬発力がないのでよくわかります。

でも、受け入れてもらってからの訂正と、事務的・機械的な訂正では、行動としては同じなのですが受ける印象が全く違うものでした。

体の動かし方が違った

プレゼン講師さん、基本的には教壇から一度も降りませんでした。ご自身はワイヤレスマイク、受講者にはハンドマイクを渡して、声はお互いよく聞こえます。

でも物理的に遠いですね。一番後ろの方は表情が見えていたでしょうか?


クレーム講師さんは、3時間、教室中を縦横無尽に歩き回っていました。基本的に、発言者の横まで来てから、どう思われます?と、質問なさいます。
イメージ的にはご自身でも仰っていましたが、講師というより司会者かレポーターのようでした。

講義だと講師が近づくと緊張するものですが、クレーム講師さんが来ると次はどんな面白いことが聞けるかと楽しみにしている自分がいましたよ。

この手法は、あなた自身や、あなたの話に興味があります!と伝えるにはもってこいですね。傾聴してもらえると、話す方は明るい気持ちでどんどん話すことができます。

外見が全く同じでも違ったもの

まとめると、

  • ある程度の自己開示をする
  • 相手を受け入れていることを示す
  • 相手に興味があることを傾聴の姿勢で示す

の3点が、2人の印象を分けた決定的な違い、ということになります。

笑い話ですが、この3つのうち、自己開示を除く2つはプレゼン講師の研修内容と重なるのです。
プレゼン先生、仰っていることとなさっていることが相反していらっしゃいますよ!
ということですね。

悪口ばかり書いているプレゼン講師さんですが、内容は本当に実践的でした。今日も報告書を書くのに早速応用できたほど。
良い内容で人気の講師だと言うのも分かります。もしかしたら体調が悪かったのかもしれません。


それにしても、クレーム講師さん、興味深い方でした。もしあの方が漫談を開くというなら、多少遠くても見に行くと思います。

もう一度会いたい!

以上、人は外見より行動や態度が重要と感じた出来事でした。


本日も長文お読みいただきまして、ありがとうございます。私も態度で好かれたい。
o(*^▽^*)o