適度に、適当に。

選択の多い人生ですが、家族で楽しく暮らしていきたいです。

長男の食物アレルギーについてーその2(保育園や症状が改善したことなど)

こんにちは、夏子です。

こちらの続きとなっております。


今回は主に保育園生活のことについてですが、
対応は園や先生により全く異なると思われるので、これから預ける方には参考にはならないかもしれませんね。一例として書いてみます。

アレルギーの診断直後に保育園に通い始める

長男の食物アレルギーが発覚したのが入園2週間前。
アレルギーの診断がついたのが入園1週間前でした。

まず、ラッキーだったのは、内定した保育園に栄養士さんが配置されていたことです。

私たちが当時住んでいた東京23区の自治体では、すべての認可保育園に栄養士さんがいるわけではありません。
アレルギー児への対応は、栄養士さんが配置されている保育園でのみ可能なようでした。

もし、栄養士さんが配置されていない保育園だったら、毎日お弁当を持たせることになった可能性があります。
もしくは、預かっていただけなかったかも…。

申し込み前にアレルギーがわかっていたら、申し込みの時点で診断書など関連する書類を提出します。

我が家の場合、入園直前に滑り込みで発覚し、保育園には大変ご迷惑をおかけしました。


保育園は集団生活の場なのであまりワガママは通らないのですが、担当の栄養士さんを始め、先生方が配慮してくださって、除去食と代替え食で対応してくださることになりました。
大変ありがたい…。

毎食前に薬を飲ませてもらった

通常は保育園で薬を飲ませることはしないのですが、「与薬依頼書」と血液検査の結果表、医師の指示書を半年ごとに提出することで、毎食前にアレルギー症状の発生を抑える「インタール細粒」という薬を飲ませてもらいました。

長男はアレルギーと診断された9か月の頃から、毎朝毎晩「セルテクトドライシロップ」というアレルギーを抑える薬と、毎食前に「インタール細粒」を飲んでいました(現在はセルテクトのみ服用中)。

このため、粉薬を飲むのは私よりも上手。風邪を引くと抗生物質でも頓服でも、1歳頃から薬を飲ませるのには困りませんでした。
アレルギー科以外にかかるときには、乳成分と卵成分を含まない薬を処方してもらう点には注意が必要です。整腸剤は乳成分を含むものが多いようでした。

食事の原材料チェック

まず、保育園で提供する予定のすべてのメニューについて事前に原材料の一覧を見せていただき、これは提供可能、これは提供不可、と、一つ一つに○×を付ける作業があります。

毎月中旬に翌月のメニューが決まるようで、A4サイズの原材料表を営業日分渡されます。乳児の時は1日におやつ2~3回、食事1回の提供があったので、1日分で50項目くらいのチェックがあります。

それら全てに目を通し、提供可能であれば承諾書に保護者がサインします。サインがなければ給食を出してもらえないので締め切りまでに、絶対出します。


おやつで、たまに市販のお菓子を使う場合には、栄養士さんがメーカーに問い合わせてわかった成分表がこれに加わります。

よくある赤ちゃん用のおせんべいですが、ほとんどのものは乳成分が含まれていて長男は食べられない物でした。

そのため、長男が食べられる数少ないおやつを定期的に持参して、食べられないおやつが提供される日に代わりに使っていただきました。

粉ミルクについても、アレルギー対応の物を定期的に缶で預けて使ってもらっていました。

食事提供の様子

乳児の0歳児クラスの時、アレルギーの子は、長男以外にもう一人いました。

2人は他の子たちとは別のテーブルが用意され、座席が固定化され、提供される料理は記名された個別トレイに載っていました。

病院の食事のような感じで、栄養士さんがセッティング済のトレイで、他のお子さんとは別に用意してくださいました。(他の子たちはごはん、おかず、と順番に並べていきます)


そのため、他の子たちとは食事のタイミングがずれたり、お代わりが食べられなかったりと、長男としては小さな我慢があったようでした。

「今日はとっても食欲があって、お代わりって言ってたんですけど、おかずがなかったのでご飯だけお代わりしました」
「お腹が空いて待ちきれなくて泣いちゃいました」

など、毎日、様子を丁寧に説明してくださり、真摯に対応してくださった保育士・栄養士の皆さんには、本当に感謝してもしきれない気持ちです。

何度か保育園で発作を起こす

保育園で、いくら気を付けてくれている、と言っても集団生活の場。

原因はわからないのですが、何かで混入してしまい、アレルギー反応を出してしまった時も数回ありました。

そのたびに、保育園ではかかりつけ医と連絡を取り合ってくださり、 結果的には事なきを得ました。


保護者参観日に、いつもは立ち入らない部屋の隅に行くと、そこに長男の写真が貼ってありました。

発作を起こした時の真っ赤な顔の写真です。
「アレルギーの対応に注意」
「トレイの記名はダブルチェック」
など、注意書きも事細かに書かれていました。
再発を防ぐため、注意喚起として掲示してくれたようです。

先生方には、通常の保育だけでもお忙しい中、長男への対応をお願いしてしまい、いつも申し訳なく思っていました。

減感作療法を始める

完全除去食を1年近く続けた後、血液検査の結果も改善したので減感作療法が始まりました。
減感作療法とは、アレルゲンをあえて少量ずつ摂取することで免疫を獲得する治療法です。

まずは、感作する可能性で除去していた鶏肉と牛肉の解除。少量ずつ食べさせて様子を見ます。

そしていよいよ卵と乳製品の一部解除。
アレルゲンについては、解除の指示があると、主治医の監視下でまず食べます。
卵だったら卵ボウロとか、牛乳だったら食パンとか。

食べた後30分はその場で待機です。
特に症状が出なければ無罪放免になります。


1歳8か月のころの指示書が残っていました。

レ点が付いているのが、除去をお願いする食品です。

部分解除になったら、家庭でもそれまでと違って、すべて除去していてはダメです。
食べさせなければ治療になりません。
でも量を間違えてはまた症状が出てしまう…。

何をどれくらい食べさせたらいいものか、迷いながらやっていた気がします。

年中児になる直前、牛乳が飲めるようになる

このチェックが全て外れたのは、4歳8か月頃でした。
一番最後に残ったのは、生の牛乳でした。

主治医の先生に「高温殺菌した牛乳を持ってきてください」と言われました。
今まで牛乳の殺菌方法については考えたこともありませんでしたが、
パッケージを見ると、殺菌方法(温度と時間)がきちんと書かれています。

www.nyukyou.jp

うちにあった牛乳です。

130度で2秒間だそうです。(今では低温殺菌の物も飲めます)


主治医のところで初めて牛乳を口にした長男。
マヨネーズの時には「口がかゆい」と言っていましたが、
牛乳はとても美味しかったそうです。
一口飲ませると、
「もっとちょうだい」
と言うので困りました。いきなりたくさん飲ませるわけにはいかなかったので。

30分経っても様子に変化がなかったので、
「やりましたね」と主治医の先生が言ってくださいました。


翌週、主治医に書いていただいた指示書をもって、保育園の栄養士さんに報告しました。

「良かったですね!本当に良かったですね!」
と言いながら、私と握手しながら、泣き出してしまいました。
責任感が人一倍強く、感情豊かな栄養士さんでした。

長男は本当に周りの方に恵まれていました。

今は経過観察中

食物アレルギーについては、小学校の給食で出るような食材についてはすべて解除になったので、定期的に受診してセルテクトを処方してもらいながら、経過観察をしています。
今は「たらこ」と「いくら」について控えるように言われているだけで、ほとんどの物が食べられるようになりました。

こどもの食物アレルギーは大人と違って胃腸の未発達が原因で起こっている場合には、成長するにつれて長男のように治る子も少なからずいます。
ブックマークでもお仲間がいらっしゃって心強かったです。
id:masanori1989

長男の食物アレルギーについて振り返る。 - 適度に、適当に。

私もアレルギー体質なので辛いのはよく解ります。

2015/11/27 19:02
id:nemurenai-same
長男の食物アレルギーについて振り返る。 - 適度に、適当に。

うちも長男が、卵、乳、大豆、小麦アレルギーがあって、授乳中は私も一緒に除去食でした。なので大変なのすごーくわかります(>_<)!!マヨドレ今もつかってますよ!!

2015/11/27 21:24
id:saysayjo
長男の食物アレルギーについて振り返る。 - 適度に、適当に。

うちの息子も卵小麦海老蟹いろいろダメでしたが19才になった今は何でも食べられます。親も子も強くなります!

2015/11/27 22:49
id:Pikky
長男の食物アレルギーについて振り返る。 - 適度に、適当に。

大変…、でも今は普通というので息子がアレルギーの我が家も勇気が出ました。

2015/11/28 08:42

ブコメお借りしました~。一度、この機能を使ってみたかった(笑)

ぴっきーさん(id:Pikky)のお子さんは、現在進行形ですね、大変です…。

治ったとはいえ、制限していた食事にはいまだに本人が抵抗があるようで、卵焼きなどは進んでは食べません。
のどが痒くなるそうです。

ケーキもスポンジもクリームも嫌い。クッキーやビスケット、チョコレートもダメです。
でも、好き嫌いなんて誰にもありますし、「ワガママだなあ」で命までは取られませんから気楽なものです。

クリスマスやお誕生日も長男はケーキを食べず、一人でゼリーを食べます。それが我が家らしいところかも。

お仲間♪

 * * *

アレルギーの話はこれでおしまいです。
ちなみに、次男は食物アレルギーはありません。

ではでは~
(*´∇`*)/